Anime Studioはアニメーションをいくつかの形式で出力することができます。 出力可能な形式はムービーファイル、Flashファイル、あるいは静止画イメージです。
最も一般的には、ムービーファイルでアニメーションを出力することになります。 これには二つの形式があります。
QuickTime (Windows または Mac OS): ムービー出力に使用するには、QuickTimeは非常に柔軟性のある形式です。 一般にはSorenson 3コーデックが推奨され、これはファイルサイズが小さく、それでいて高品質なコーデックです。 また、QuickTimeを使用する場合には、アニメーションと共にサウンドトラックをムービーに含めることができます。 あなたがWindowsユーザでQuickTimeを持っていないなら、ここ から無償で入手することができます。
AVI (Windowsのみ): Windowsを使用している場合には、AVI形式でムービーを出力することができます。
ムービーを書きだすとき、使用コーデックがアルファチャンネルをサポートしているなら、Anime Studioはアルファチャンネルを出力します。 これは他の動画編集ツールでビデオ合成するときに役立つ機能です。
もし、QuickTimeを使用しているなら、色深度として "Millions of Colors+" を指定してください。 "+" はアルファチャンネルを表すQuickTimeでの記号です。 アルファチャンネルをサポートするコーデックは、非圧縮、PNG、TGA、TIFF、アニメーションなどです。
Windowsの場合は、標準で用意されているコーデックにアルファチャンネルをサポートするものはありません。 しかし、いくつかのフリーコーデックにアルファチャンネルをサポートするものがありますので、例えば Huffyuv コーデックをダウンロードして使用してみてください。
Anime Studioの標準版では、出力可能なサイズは768x768で、最大3000フレームまでですが、プロ版には制限がありません。
Anime StudioはFlashファイルによる出力をサポートしています。 FlashはWebで使用する一般的なベクター系のアニメーション形式です。 Flashファイルを出力する際、サウンドトラックがMP3形式なら、Anime StudioはFlashファイルにサウンドトラックを含めます。 もし、Flashファイルによる出力を行いたいなら、Flash出力のヒント を参照してください。
ムービー出力の代わりに、アニメーションの個々のフレームを、連番の静止画イメージとして出力することができます。 このオプションは、アニメーション出力の劣化を最小限にしたいときや、別の動画編集ソフトを使用する際の入力として、しばしば多用されます。 静止画ファイルの形式として、JPEG、BMP、PSD、Targa、PNGを選択することができます。