Anime Studioは様々な形式のメディアファイルをサポートしていて、他のソフトで作った美しいイメージや、アニメ付けされたムービーなどを読み込むことができます。
読み込み形式としてイメージファイルは最も良く使用します。 イメージが何によって作成されたかは重要ではありません。 デジカメのデータ、コンピュータで作成されたイメージ、スキャナーで読み込んだ背景、テクスチャ、3Dソフトで作成した風景など、好きなものを使用できます。 Anime Studioがサポートするイメージ形式は、JPEG、BMP、Targa、GIF、PNGです。
一般にイメージファイルが長方形なのに対して、PNGはアルファチャンネルによる透過効果で非定型なイメージを作成できるため、Anime StudioではPNGを推奨します。
Anime Studio は QuickTime(WindowsおよびMac OS)と AVI(Windowsのみ)ムービーファイルの読み込みに対応しています。 読み込まれたムービーはAnime Studio上で、Anime Studioのアニメーションと合成して再生することができます。
もしWindowsユーザーがQuickTimeムービーの読み込みに支障があるなら、QuickTimeは無料で、 ここ から入手することができます。
Anime Studioには旧来のMoho形式ファイルを読み込むことができます(拡張子は .moho です)。
Anime Studioには、他のベクター系ソフトで作成したベクトル画像を読み込むことができます。 これらのファイルは、EPS形式ファイルか、Adobe Illustratorのファイルが大半です。 ただし、Adobe Illustratorを使用する際には、保存するファイル形式として、"Illustrator 8" 形式を選択してください。
Anime Studioのオーディオのサポートは限定的です。 しかしながらアニメーションのサウンドトラックとして一つだけ音声ファイルを読み込むことができます。 Anime Studioは音声ファイルの読み込みに、libsndfile を使用しています。 libsndfileがサポートするオーディオ形式なら、どのような音声ファイルも読み込むことができます。 一般的には、WAVやAIFFファイルを使用すると良いでしょう。
Anime Studioには3Dソフトで作成した3Dモデルデータを読み込むことができます。 今現在、Anime Studioに読み込む可能な形式はOBJのみですが、それは非常に一般的なフォーマットなので、たいていの3Dソフトがそれを出力可能です。 OBJファイルにはテクスチャを含めることができるので、Anime Studioも同時にテクスチャを読み込みます。
もしあなたが、Anime Studioと一緒に使える3Dソフトを探しているなら、Poser や Shade をお勧めします。
もしすでに Poser か Shade を所有しているなら、以下のヒントを参考にしてください。
Poser や Poser のモデルを Anime Studio Pro で使用する際は、OBJ形式で出力してください。
Shade の場合は、Wavefront OBJ形式を選択してください。その後、Anime Studio Pro のファイルメニューから、読み込み > OBJ形式3Dモデル を選択することで読み込めます。
Poserの場合は少し特殊で、Anime Studio Pro で使用可能な形式の出力をサポートするためにPythonスクリプトを用意しました。 この情報にアクセスするには、 Content Paradise を参照してください。