3DレイヤーはAnime Studioに実際の3Dモデルを読み込むためのものです。 3Dレイヤーが空間上を回転(またはカメラがオブジェクトを周回)するとき、画面には3Dオブジェクトの裏側を表示することができます。 Anime StudioはOBJファイルの読み込みをサポートします。 OBJはたいていの3Dソフトがサポートするモデルファイル形式です。
OBJファイルを読み込むとき、Anime Studioはモデルのマテリアルとして、カラー属性とテクスチャを同時に読み込みます。
3Dレイヤーにはボーンを割り当てることができます。 ボーンは3Dレイヤーの変形を提供します。 しかし、3Dレイヤーが三次元であることに対して、ボーンは二次元であることに注意して下さい。 ボーンの変形は二次元的な角度方向のみに制限されます。
Anime Studioは3Dソフトではありませんので、いくつかの3Dソフト的な特徴がサポートされません。 特に照明効果が存在しません。 このため、読み込まれた3Dモデルには陰影がなく、常にフラットに表示されます。 しかしながら、Anime Studioはテクスチャマップをサポートしていますので、3Dソフトで前もって照明効果をテクスチャマップにベイク(焼きこみ)しておけば、照明が存在したような表現ができます。
我々がAnime Studio Proと一緒にお勧めしたい高品質な3Dソフトをご紹介します。 以下のプロダクトの出力はAnime Studio Proで使うことができます。
Anime Studio Proへの3Dモデル読み込みについての情報は、こちらをご覧ください。 http://www.producturlsupport.com/cgi-bin/cscgi.pl?f=info&p=ASP.
追記 3Dモデルを出力する前に、モデルデータのポリゴンをすべて三角ポリゴンに変換しておくことをお勧めします。 これによってモデルに凹面があるときや、複雑なモデルを使用する際の、問題が低減します。