Workspaceツールは選択されているレイヤーの種類に関わらず、常に使用可能です。 このツールは作業エリアに対して操作するもので、プロジェクトのビューの見た目を変更しますが、プロジェクト自体には一切の修正を生じません。
"パン"ツールを選択すると、作業エリアをクリックしながらドラッグすることで、作業エリアのビュー上の位置を上下左右に移動することができます。 この操作はオブジェクトの位置を移動するのではなく、ビューの見た目だけが変更されていることに注意してください。 マウスの左ボタンには"パン"のショートカットが割り当てられているので、何のツールが選択されているかに関係なく、パン操作を素早く行うことができます。
"ズーム"ツールは"パン"ツールと同様に、プロジェクトに対して何の修正も与えず、ビューの大きさを変更することができます。 このツールを選択した状態で作業エリアを左右にクリック&ドラッグすることで、ビューの拡大縮小が行えます。 Shiftキーを押しながらマウスの左ボタンを押すというショートカットが割り当てられていますので、何のツールが選択されているかに関係なく、ズーム操作を素早く行うことができます。
"回転"ツールは、一時的に作業エリアを回転させるために使います。 紙にイラストを描くことを想像してみてください。 描くにくい線があるとき、あなたは身体をひねるか、それとも紙の方を回したりすると思います。 "回転"ツールは、これと似た機能をしていて、手作業で作図するときに、作業エリアを描きやすい方向に傾けることができます。 Ctrlキーを押しながらマウスの左ボタンを押すというショートカットが割り当てられていますので、何のツールが選択されているかに関係なく、回転操作を素早く行うことができます。
これらのツールを使用した後、ビューを標準的な状態に戻したい場合は、"ビューをリセット"ボタンをクリックするか、<home> キーを押してください。
"Orbit"ツールはカメラの外からシーンを見たいときに使用します。 これはシーンを維持したまま、様々な方向から観察する手段を提供します。 このツールは3D的な要素(Z方向に配置したレイヤー、複雑なカメラの動きなど)のあるシーンを制作するときに役立ちます。 <alt> キーを押したまま、この機能を使用すると、ビューの前後方向に視点を移動することができます。
このツールでビューを変更したときに表示される青いクサビ形の図形はカメラの方向を指し示しています。 このツールを使用した後、ビューを標準的な状態に戻したい場合は、"Reset View"ボタンをクリックするか、<home> キーを押してください。