スクリプト メニューには、スクリプトファイルやプラグインによって提供されるコマンドが表示されます。 Anime Studioには標準で様々なスクリプトを提供しますが、Anime Studioユーザーが作成したスクリプトをダウンロードして使うこともできます。 これらのスクリプトは Lua プログラム言語で書かれていて、自分自身でスクリプトを作成することができます。 もし興味がおありでしたら、Anime Studioのインストール先の scipts フォルダを確認してください。
メニューに登録されたスクリプトは以下の種類に分類されます。
MohoユーザーやAnime Studioユーザーによって有用なスクリプトが作成されています。 それらについて情報を得たいなら、 ここ を参照して、スクリプトをダウンロードすることができます。
このメニューには3Dモデルを生成したり操作したりするスクリプトが登録されています。
単純な立方体で構成される3Dレイヤーを生成します。 立方体の色は、現在の塗りつぶし色とアウトライン色によって決定されます。
X軸を中心に3Dレイヤーを90度回転します。 もし3Dモデルを読み込んだとき、モデルの上向きとAnime Studioの上方向が一致していない場合、このコマンド(もしくは他の回転コマンドも併用して)でモデルの向きを補正することができます。
Y軸を中心に3Dレイヤーを90度回転します。
Z軸を中心に3Dレイヤーを90度回転します。
単純な円環体(ドーナッツのような形状)で構成される3Dレイヤーを生成します。 円環体の色は、現在の塗りつぶし色とアウトライン色によって決定されます。
このスクリプトはカメラの制御を行います。
カメラのアニメーションチャンネルにノイズを加えることで、ハンディカムのようなブレをシミュレートします。
現在のシーンの周囲を周回する動きをカメラのアニメーションとして生成します。 カメラの回転の向きや、カメラがどの程度遠くにあるか、周回にどの程度の時間を要するかなどを設定することができます。
このスクリプトではベクターレイヤーの生成を行います。
現在のベクターレイヤーあるいは新規のベクターレイヤーで多角形を描きます。 生成される多角形には、現在の塗りつぶし色とアウトライン色が適用されます。
現在のベクターレイヤーあるいは新規のベクターレイヤーで星形を描きます。 生成される星形には、現在の塗りつぶし色とアウトライン色が適用されます。
現在のベクターレイヤーに三角形を描きます。 生成される三角形には、現在の塗りつぶし色とアウトライン色が適用されます。
このスクリプトはイメージレイヤーに対する操作を行います。
連番ファイル名のイメージを読み込みます。 それぞれのイメージがレイヤーとして読み込まれ、全体がスイッチレイヤーでまとめられます。 イメージファイルは連続した数字で名前が付けられている必要があります。 例えば、"file0001.jpg", "file0002.jpg", "file0003.jpg", といった具合です。
このスクリプトはレイヤーに対するエフェクトを設定します。
現在のレイヤーに移動アニメーションが設定されているとき、モーションパスと同じ軌跡をラインとポイントによって生成します。
現在のレイヤーに対して3Dパースのついた疑似的な影を生成します。
ここではカテゴリに当てはまらないスクリプトを提供します。
このスクリプトは、ベクターレイヤーから融合されていないが隣接しているポイントを探し出し、これを自動融合します。 これは他のアプリからベクトルファイルを読み込んだときの不具合を解消するために役立ちます。
このスクリプトは映画のクレジット表示を表現します。 スクリプトを実行すると、表示したいテキストファイルを要求します。 一度に表示されるクレジットは、テキスト中の空行で区切られたライン単位です。 テキストファイルの記述例については、Anime Studioインストール先フォルダの、"sample_credits.txt" を参照してください。
【訳注】エンドクレジットの流れるような表現ではなく、オープニングのタイトルクレジットのようなイメージです。 恐らく日本語表示に不都合があると思いますので、日本語環境では使い物にならないかも。
これらのスクリプトは煙、炎、雨といったパーティクル効果を設定します。 ただし、この効果を使用するとレンダリング時間が多くかかってしまうことに注意して下さい。 この効果をFlashムービーとして出力することはできますが、オブジェクトが複雑過ぎるので速度が出ない可能性があります。 また、Flashではオブジェクトのピンボケも表現できませんので、思ったものと違ったイメージになる可能性があります。 よってこれらの効果を使う場合は、Flashムービーとしてではなく、AVIやQuicktimeムービーとして出力することをお勧めします。
エネルギー体で出来た輝く雲を表現します。
爆発を表現します。 現在のフレームから爆発が開始され、時間経過に従って煙雲に変化します。
降りそそぐ雨を表現します。
ふわふわした煙や雲を表現します。
降りしきる雪を表現します。
らせん状に放射される光の粒子を表現します。 この効果を "魔法の杖" の先端などに仕込めば、とても劇的な表現になります。
自分でオリジナルのスクリプトを制作する際、このメニューに登録されたユーティリティを参考にしてください。 もしスクリプトを制作する計画がないのなら、このメニューは無視して構いません。
警告メッセージボックスを表示するデモです。
このスクリプトは実行時エラーを再現するデモです。 Lua言語がエラー内容をどのようにコンソール表示するか確認することができます。 スクリプトを自作するときには、このエラーコンソールにお世話になることでしょう。
Lua言語でどのように外部ファイルを読み込むかデモ実行します。 このスクリプト自体は何も行いませんが、外部ファイルを利用したスクリプトを作成する場合の出発点として参考にできます。
現在、Luaで定義されているグローバル変数と定数をコンソール表示します。
Anime Studioが提供するAPI関数、グローバル変数、定数をコンソール表示します。 これはAPI関数のドキュメントが含まれていませんが、それでも何らかの参考になるはずです。
Luaスクリプトからコンソール表示を行う方法についてのデモです。 コンソール表示は通常のスクリプトでは余り意味を持ちませんが、スクリプトの制作段階でバグを追跡するとき有用となります。
このスクリプトは音声によるアニメーション制御を提供します。
このスクリプトは選択されているボーンに対して、音声ファイルの音量変化によるアニメーションを適用します。 実行すると音声ファイルを指定するダイアログが表示されます。
このスクリプトはレイヤーの見え方に効果を与え、例えばフェードアウトなどを表現します。
選択されているレイヤーを指定したフレーム数の経過時間で、フェードアウトで見えなくします。 通常では、レイヤーを単純に見えなくするには "レイヤーの表示" チャンネルをオフにするだけで表現できますが、 瞬時に見えなくするのではなく、段階を持って見えなくしたいなら、このスクリプトは有用です。
このスクリプトは上下の波打つような効果と、フェードとの組み合わせです。 ただし、対象となるのはベクターレイヤーのみで、ポイントが選択されている必要があります。
このスクリプトはベクターレイヤーのオブジェクトを変形することで、面白い効果を表現します。
ベクターレイヤーの選択されたポイントを、中心座標に向かって吸い込ませるような表現を行います。
ベクターレイヤーの選択されたポイントを、波打つように変形します。